卓球のススメ

初級者から中上級者に進むために

卓球の基本のイロハ つま先の向きは?目線は?ツッツキは?

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私は大人になってからの学び直しとして、卓球スクールに通っています。年を取って思うのは若者の方が物覚えが早いですね。中年では技術を習得するまでに時間がかかります。

成長ののびしろが「10代の1年」と「50代の1年」では雲泥の差があります。中年になってから卓球を始めた人は「学生の時にやっておけばよかった」と言う人がけっこういます。

私は高校時代に卓球部に所属しており3年弱の卓球経験があります。
これから始める人よりは経験値がありますが、卓球の技術を習得するには何年もかかります。

現在、卓球界の第一線で活躍されている選手にしても卓球歴は10年以上の方が多いですよね。

卓球を本気でやるなら10年、20年単位で取り組んで、技術を身につけていく必要があります。
卓球は、高齢になってもできる生涯(しょうがい)スポーツなので長い目でみて上達をはかりましょう。

このブログは卓球を始めたばかりの方や、習ったことがない方向けの初歩的なコンテンツです。

卓球の初中級レベルの私がプロのインストラクターに教わった指導内容を備忘録がてら記していきます。

では一緒に卓球の基本のイロハから一緒に確認していきましょう。

つま先の向きをチェック

卓球の構えをして、自分のつま先がどこを向いているか?一度、観察してみてください。

卓球の基本姿勢ではつま先の向きは平行でもカタカナの「ハ」の字でもなく、ある程度外側を向くのが良いそうです。逆ハの字の形ですね。

2:59の時計の針
つま先の向きは2:59が目安

利き手側の足を外側へ向けます。
私は右ききなので、右足を外側へ向けて、左足よりも右足をやや前の位置にして、肩幅より少し広くスタンスを取ります。(指導者やプレイヤーの考えや好みもあるので、自分がやりやすい方法を選んでてくださいね)

前傾姿勢を保ったまま、すり足で平行移動するイメージです。

私の場合は足の置き方がハの字になりがちで、それゆえに内またになっていたようです。

なるほど、つま先が外側を向いていた方がはばむことなく、とっさにも動き出せます。

スタンスは変えずに横移動

卓球のラリー中、私はすぐに上体が起きて前傾姿勢がくずれてしまいます。
自分から遠い位置にボールが来ると、つい小きざみではなく大きく動いてしまいます。

上体が起きたり、身体が上下しないようにするには、歩幅は小さく、足の幅(肩幅よりやや広いスタンス)を変えずにフットワークをおこなうのが重要です。

低く構えたままの体勢で、左右の足を細かく調整して足を開いたまま、そのまま押されるように前後左右に動けるのが理想です。

確かにテレビ等で伊藤美誠選手の試合の様子を見ていたら、脚の使い方にズームアップした映像があり「バンビみたいなに小刻みに跳ねてる」みたいな印象を私は受けました。

基本姿勢を保って、目線も上下することなく平行移動できるようになりたいですね。
いつかできるようになるようにイメージを持ち続けることが大切です。

目線は相手のラケットの見える高さ

私はぜんぜん見ちゃいなかったのですが、卓球では常に相手のラケット面の動きを注視する必要があります。

相手のラケットを見ることで、自分のどちら側に返球されるのか?どんな回転の球がくるのかを判断します。

卓球歴が浅いのと、考えることが苦手な私は、相手のラケット面を見ずになんとなくプレーしてしまうことが多いです。一番ダメなパターンですよ。


卓球は注意すべき点が多すぎて、全部やろうとすると頭と体が混乱してしまいそうになります。

すぐにはできなくても、「相手のラケット面を注視」できるように体勢と目線を低く構える意識を持ちつづけましょう。

ツッツキのレシーブのポイント

短い下回転サーブがきた時のレシーブについて初級者ならほぼほぼ「ツッツキ」一択です。

ボールが自分のコートにきて2バウンドしたら失点になるので、早めに返球処理します。

下回転がかかっている球はラバーに当たると下に落ちてしまうので、シャベルですくうような感じでレシーブします。

ネット際に入った短い下回転サーブをツッツキで返球する時、手からいくのはダメなパターンです。
私はつい手を伸ばしてしまい、足が動いておらず上体がのびた状態になり、返球ミスしてしまいます。

浅いツッツキは足を踏み込む

ぶちギレの下回転サーブを短く出されたら小手先だけでは即ボールは自コートに落ちます。台の下に足を踏み込んで身体を使って返球する必要があります。

なんなら手と足は同時に短いボールをとらえにいくイメージです。
ボールに顔を近づけるイメージで打球するように教わりました。

ツッツキに限らず、ボールは手で追わずに足と体幹を使って打球します。
手で当てるのではなく、体幹でスイングするのです。

ツッツキ ラケットの使い方

わかってやっているつもりのツッツキの動きも、改善の余地だらけです。

[修正のポイント]
フォアのツッツキは、横ではなくラケットを縦にしてすくうような面の角度で打球。

私はカマ(ラケット)を振り回しているような打ち方なので、そこまで大きくふらない。

フォアもバックも角度を合わせて、すっとボールを送り出すイメージ。

捕捉ですが
テレビで見た水谷準選手のアドバイスでは、ツッツキはバウンド直後をとらえると鋭い返球ができるそうです。
バウンド直後ではボールが低くネットにかけやすく難易度が上がりますが、一つの技として挑戦してみるといいですね。