卓球のススメ

初級者から中上級者に進むために

卓球で言う「戻り」の意味合いとは

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卓球ではよく「戻りが大切」と指導されます。「打ったらすぐ戻らないと次の返球に対応できないよ」と注意されたことはありませんか?

私は自分が打ち返したボールを見続けてしまうクセがあります。レシーブして自分のラケットからボールが離れたら相手の動きに目を向けた方が次の展開に有効ですよね。

次の打球に備えるという意味で「戻る」ように指導されていたのですが、ここで石頭の私は「戻る=ニュートラル(基本姿勢)に戻す」と解釈(勘違い)していました。

今回また卓球における勘違いに気付くことができたので、シェアしておきたいと思います。

いちいち基本姿勢に戻らない

私が卓球スクール(グループレッスン)でプロに指導を受けるようになって2年がたちました。

無人の卓球台
楽しく続けられるスポーツの一つ卓球

最近、スクール生の修正すべきところを分析して、わかりやすくアドバイスしてくれるインストラクターが登場しました。
スポーツの動きについて説明をするのは上級者でも難しい作業と言えます。

卓球の指導者は上級者であることはもちろん、なおかつ理論的な説明をもちいて教えてくれるのが理想です。

「戻りが大切」とは言いますが、基本姿勢に戻ると言うより次のレシーブに備えるという意味合いが強いです。

[次のレシーブに対応するために]
①足のステップを使いスタンスを調整する

②意識と目線を相手とラケット面に向ける

③フォアかバックを判断して構えに移る

卓球のインストラクターが言う「戻り」とは上記の3つがふくまれています。
ひと昔前の卓球とは変わり、スピード卓球の現在では無駄な動作を省いて、さらに早い反応や判断、動きが求められます。

ニュートラルとは

卓球で言うニュートラルとは「脱力」を意味していました。
フォアか?バックか?どちらに動くのか?次の動作に切り換えるためのリセットです。

私と同じように卓球の技術の習得に悩んでいる方のブログがとても参考になりました。
やはりプロの指導内容を中級者(初中級者)が自分と似た目線や感覚で分析、解釈をしてくれるので非常にわかりやすいです。

じゃ、「戻り」って何?

肩の力が抜けた状態からそのまま力を抜いてフォアやバックにテイクバックして、いつでもスイングできる状態。

「スイング→ニュートラル・動き→テイクバック」は、どこかで止まるのではなく、一連の動きです。判断力、反射神経、動体視力すべての神経を集中して戻り、動きます。

[引用抜粋:https://oyaji-no-takkyu.com/2020/12/14/%e6%88%bb%e3%82%8c%e3%81%aa%e3%81%84/

私の場合

卓球では目線はネットの高さを目安にしますよね。
肩幅位に足のスタンスをとり、体幹を使うために下半身で土台を作ります。

低く構えて動いて打つまでは良いとして、私の場合は打った後にいちいち両手が前に戻ってきて上体が伸びて(起きて)いるそうです。
頭(上体)の高さは変えずに低い目線のまま、フットワークするようにインストラクターにアドバイスされました。

どうやら打った後に棒立ちまではいかないまでも、体勢が高くなってしまっているようです。

プロの指導者から「ずっと低い姿勢のまま動いて!頭の高さを上下させないように」との指摘を受けました。

ぴょんぴょん跳ねすぎないようにすり足気味のステップで、腰を低くおとしたまま体幹と下半身を意識して打球をし続けたところ、上下にぶれる動きがおさまりました。

まとめ

卓球の「戻り」とは次のレシーブの準備に戻れということでした。
意識を次の動作に移せという意味合いですね。

一瞬で反応しなければ間に合わない卓球では、一連の動作が次の準備へと向かう連続した動きとなっています。


卓球は球が軽くて小さいためスピードが早く、プレイヤーの微細な動きひとつをとっても打球結果に大きな違いが生じます。

打球時に注意すべきポイントは、目線からつま先まで全身におよび一瞬の間に多くの事柄を意識する必要があります。

卓球の技術の習得は何年にもおよぶ道のりですが、今回、自分の動きのクセや修正ポイントが一つ把握できたのでよかったです。


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