プロに卓球を習う機会があるなら、自分のすぐ横でフォームの確認をしてもらうことをオススメします。可能であれば手取り足取りでじかに指導してもらうと、修正点がうきぼりになります。
私が通う卓球スクールでは普段は、男性のインストラクターしかいません。
この度、同性のの女性インストラクターに指導を受けることができたので「二人羽織 ににんばおり」をお願いしてみました。
テニスやゴルフではインストラクターが手取り足取り指導しているイメージがあります。
卓球においてもインストラクターに自分の肩や腕を持って打球してもらうことで、正しいラケットのスイングの軌道や打球位置、力加減を知ることができると考えました。
二人羽織の指導でわかったこと
私は卓球スクールに週一で通い出して約2年になります。
私の卓球レベルはまだ初中級で、できないことや問題点もまだまだたくさんあります。
私の卓球の改善点が今回とりあえず4つあきらかになりました。
①フォア打ちの時の右足がボールに近づき過ぎ
②バックショート時にグリップに力が入りすぎ
③すり足でフットワークしていない(ピョンピョンはねてる)
④フォア前の打球時に右手右足が出ても左足が動いていない
では以下に詳しく確認していきます。
フォア打ちの利き足がボールに近すぎる
右利きの場合、ある程度卓球台のバック寄りで構えますよね。
フォア側でバウンドしたボールをフォア打ちする時にフットワークで打球位置まで移動するのですが、右足がボールよりも外側(右側)に行ってしまっていることを注意されました。
「右足はボールよりも外側に行ってはダメ!ボールとそろってもダメ!ボールよりも内側(左側)が鉄則です」
「○○さんはボールとの位置関係が近すぎます」
私は必要以上に動いてしまい結果、右足が打球点に近づき過ぎて、きゅうくつなフォア打ちになってしまっているそうです。
「○○さんは手で打球位置をさぐっているので、そうではなく足で距離をはかってください」
今後、フォア打ちの際は右足とボールの距離(スペース)に注意して、スイートポジションで打球したいです。
グリップに力が入りすぎ
バックのショート打ちで、グリップに力が入りすぎていると指摘されました。
「力が入りすぎだから、現状を10としたら1から3くらいの力加減でグリップをにぎってください」
ラケットを強くにぎり過ぎと言われても、なかなか力が抜けませんでした。
今日明日すぐに調整できないと思いますが、日々常々グリップの力加減について気をつけたいです。
すり足でフットワークしてない
卓球はすり足が基本です。
私はピョンピョンはねた動きになっていて、頭の位置が上下運動してしまっていると指摘されました。
ピョンピョンしすぎると目線もブレてしまうそうです。
「○○さんはフォアとバックで構える高さが違っているから目線も変わり、それでは絶対に打てない」と指導されました。
自覚がなかったのですが不必要にジャンプしながらフットワークをしているようなので、すり足で頭の高さを一定に動けるように練習していきます。
前後のフットワークで左足が動いていない
フォア側のネット際にきたボールを打つ時に右足を卓球台の下へ踏み込んで、右手と顔を打球位置に近づけることを課題にしています。
手だけではなく右足を前に出せるようになってきたと喜んでいた私ですが、「左足が1mmも動いてない」と指摘されてびっくりしました。
右手と右足がほぼ同時に出ていて、おかしな状態になっているそうです。
本来なら左足で床をけることから右足を素早く前へ踏み込むことができるのです。
左右のフットワークでは行きたい方向の外側にある足で床を蹴ることで素早く、遠くにも動けるというのは一応私もわかっていました。
前後のフットワークにおいても原理が同じということを私は認識できていなかったのです。
今回、頭では理解できたので身体が覚えるように実践していきたいです。
まとめ
卓球台をはさんで向かい合ってのレッスンだけではなく、インストラクターに自分のすぐ横に立ってもらって指導を受けることは有意義です。
フォームや動きの問題点がクローズアップされるので、修正につながります。
他のスクール生に返球やたま出しのお手伝いをお願いすることで、インストラクターと自分が同じコートに立って練習できました。
指導者も習う方も、お互いにボディタッチに抵抗がなければ時には手取り足取りで動きを確認することをオススメします。
まだ試していない方は、ぜひトライしてみてください。新しい発見があるはずです。
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