卓球のススメ

初級者から中上級者に進むために

待って打つ「平常心と脱力」で試合にのぞもう

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ほぼ毎月の行事として卓球の試合に出るようになって1年以上たちました。「あせらず平常心でプレーする」ことを心掛けていますが、これが本当に難しいです。

さらに卓球の試合では「脱力」を意識しているのですが、やはりこれも難しくて、つい全身に力が入りすぎてしまいます。

実は「平常心と脱力」こそが試合で勝つためにもっとも必要なことであると私は感じています。

卓球の有段者である指導者たちも「強打の美学は捨てて」、「すぐにスマッシュしないで」と生徒たちにアドバイスしていました。

この教訓は卓球の中上級者であっても初級者でも当てはまります。
プロの教えを忘れないように下記に書き留めておきます。

スマッシュで得点した方が気持ちいいかもしれないけれど、決定率が低ければ意味がない。

卓球の試合では、そっとコースをついて取ったのも1点、おもいっきりたたいて取ったのも1点。

球質を見て判断して、場面によって柔軟にプレイすることが大切。


自分の卓球が強打に走りすぎていないか?一緒に確認していきましょう。

プレイ全体にかかわる重要点

卓球の各方面の上級者(指導者)による「あわてない・りきまない」という観点は共通しています。

全日本優勝実績のあるコーチ、全日本出場経験者の学生、卓球動画やブログのアドバイスをもとに、私は卓球の練習を進めているのですが「あわてない、力まない」ことの大切さを痛感しています。

  • 待って打つ
  • ラケットは軽くにぎる

チャンスボールをミスる

相手の返球が浮いて、絶好のチャンスボールを打ちミスすることって、よくありますよね。

チャンスボールだからスマッシュを決めるぞっ!鼻息があらくなって力が入りすぎて球がオーバーしたり、ネットに引っかけてしまったり、本当にガッカリです。

チャンスの時こそ、タイミングをしっかり取って自分を見失うことなく、バッチリ決めたいです。


ここで「すぐにスマッシュしない」という教訓をおさらいします。

相手のレシーブが浮き球で返ってきたとしても本当にチャンスボールか?冷静に見極めたいです。

①ナックルや回転に注意
→当てるだけでは落ちてネットにひっかけやすい

②打球位置へ移動が間に合うか
→フットワーク大丈夫?

③状況的に有効な返球方法か?
→相手にスマッシュ待たれてない?


今日明日で身につけられるものではありませんが「平常心」で、あわてず判断できるように心掛けていきます。

テーマは脱力

試合や練習の場面で「がんばろう」と気合いを入れると、つい身体のあちこちに力が入りすぎてしまいがちです。

肩やラケットをにぎる手に力が入りすぎていると、次の動作の切りかえに支障が出たり、オーバーミスを誘発します。

「ラケットは軽くにぎる」が鉄則です。
ラケットの重さを感じる程度の力で持つそうです。

試合になると、つい力が入ってしまうので「脱力」を再確認してから次のゲームにのぞむようにしています。

卓球のラケットケースと水筒
試合に持って行きたいもの

インパクトの瞬間に力を込める

卓球上級者はボールをスイートポジションに呼び込んで、体幹、体重移動、脚の力、その他もろもろを使い、インパクトの瞬間にグリップをきかせて打球しています。

私の通う卓球スクールでインストラクター同士のプレイを見れる機会があるのですが、最初見た時は本当に驚きました。
プロのラリーは、同じボールを使っているとは思えない打球音や球速がでます。

素人目の私でも、卓球上級者は打球インパクト時にグリップが「キュッ」となっているのが見てとれます。

終始強くにぎるのではなく、瞬間的にグリップをコントロールすることでボールにスピードや回転を与えているのです。

卓球のトップ選手の打球は、一般の人とはまったく別ものです。

一流選手同士の卓球のラリーを近くで見ると、ダイナミックな迫力に圧倒されます。
上級者は筋力もさることながら瞬発力(インパクト)がものスゴイです。

上級者のプレイは、卓球のあらゆる技術が打球時にギュッと凝縮されているのがわかりました。

まとめ

卓球の中上級者への道のりは、まだまだ遠いですね。
現段階では「平常心」や「脱力」が非常に大切であると認識できただけでも、自分は少し成長していると信じたいです。


先日、卓球コーチに言われたアドバイスがあります。
「○○さんはあせって打ちミスしています。卓球は対人競技ですからリズムやタイミングをはかるのも大事ですよ」

私は強打で決めてやる!という意気込みが強すぎて空回りしているので、相手よりも1球多く返すという気持ちを忘れないようにしたいです。

卓球インストラクターに教わったことを常々確認しながら、試合で発揮できる日がくるようにがんばります。




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