2024年3月31日更新
卓球スクールのグループレッスンに通い始めて2年以上たちました。私の現在の目標はフォアドライブの習得です。
なかなかできるようにならないのですが今日わかったことは「バウンド後、上昇中ではなく下降中のボールをとらえる」ということです。
インストラクターに教えてもらう今の今まで、ボールの上がりばなを打つようにしていました。ずっと打球のタイミングを間違えていたようです。
「それ先に言ってほしかった…」
卓球のプロ(上級者)からすると当たり前過ぎて、あえて言うまでもないというか、言う必要性がわからなかったみたいです。
フォアドライブができるようになるには、たくさんの要素が結集して実現できると考えます。
ひたすら下回転ボールをドライブ打ちする練習を続ける中で「感覚がつかめそう」という場面があったので再確認していきます。
下降中の球をドライブする
冒頭にお伝えしたように、フォアドライブの打球タイミングは「バウンド後、上昇中ではなく下降中のボールをとらえる」ということがわかりました。
私はこれまで上昇中のボールを打とうとしていたために上体が起き上がってしまいがちでした。
下降中のボールをドライブ打ちするように修正したところ、前傾姿勢をたもててスイングしやすくなりました。
インパクト時以外は脱力
肩や腕、特にグリップは、打球のインパクトの瞬間以外は余計な力が入っていない状態が望ましいです。
卓球において繊細な動きやボールタッチをおこなうために「脱力できているかどうか」がとても重要です。
卓球インストラクター(上級者)に「ラケットをにぎる指に力が入り過ぎです」と言われたことはありませんか?
私は複数の指導者に「ラケットの重みを感じる意識でゆるくグリップをつかんでスタンバイするように」とアドバイスを受けました。
基本脱力で打球のインパクト時にはグリップをきかせることでボールコントロールが可能となり、より回転量を増やすこともできるのです。
特に対下回転ボールをドライブして持ち上げるためには、ラバーでこすって上回転を与えることがポイントになります。
ペンホルダーの場合
私のラケットは中ペンです。インストラクターに今回初めて指摘されたことがもう一つあります。
フォアドライブの構えで「打ち始めにラケットの先端が上向きになっているのはグリップに力が入っている状態」
「打ち始めは脱力していてラケットの先端が下向きからスイングが始まるのが正解」という指導を受けました。
この「脱力ができていたらラケットの先端が下向きでスタートするはず」というアドバイスは非常に貴重でした。
言ってもらわなかったら絶対に気づけなかったと思います。
私の中で「正しい構え」でスタンバイしようという意識が強く、あえて実行していたことが間違っていたのです。
一般的なシェイクのラケットの場合はどうなんでしょうか?
もう一度、ふり始めに着目して「お手本となるフォアドライブの動画」をチェックすればわかりそうですね。
アドバイスの復習
インストラクターにひたすらカット打ちをしてもらって、フォアドライブの練習を続けています。
グリップは超重要、腕の使い方にも注意は必要なのですが、やはりドライブができるかどうかは下半身の使い方にかかっているようです。
利き足でボールをとらえてタメをつくったら地面を蹴るイメージで骨盤を回転させて打球します。
頭ではわかっているつもりでも、打っても打ってもなかなかうまくフォアドライブができません。
「足がうまく使えてない!もっとグッとケツを入れてスイング!」
「力が逃げちゃってるからケツを入れたら途中で止める!」
スポーツの正しい身体の使い方を理解するのは本当に難しいです。指導する側も習う側もお互いに苦労してしまいます。
プロからして見れば、もどかしいでしょうね。
まとめ
再三勉強中のフォアドライブ、あきらめずに練習を続けます。
新しく学んだこと
①ボールの下降時に打球する
②ふり始めは脱力(ラケットの先端の向きに注目)
③タメを伝える下半身の使い方
▪インストラクターからのアドバイス
卓球のフォアドライブ習得にむけて「ラケットはふり抜き、ケツは途中で止める」だそうです。
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