卓球のススメ

初級者から中上級者に進むために

フォアドライブを打ちたい 習得へのヒント

[当ブログではアフィリエイト広告を利用しています]

卓球歴7年以上、うち卓球スクール歴2年超の私です。徐々に試合で勝てるようになってきました。

中級者としてレベルアップするには「やはりドライブを打つ、ドライブをブロックする」技術の習得が必要だと痛感しています。

まずはドライブができるようになることを最優先課題として取り組むことに決めました。

勝てる試合も自分の打ちミスで失点して負けていると自己分析しました。

私は勝手にチャンスボールだと思い込み、ナックルボールを強打してネットミスを連発しているのです。
上手な人はボールをコントロールして返球し、決め球を選んで打っているんですよね。

卓球の上級者には当たり前のことでも、初級者、中級者が理解するためには道筋が必要です。

フォアドライブができるようになりたいので、途中経過の人のヒントになるようなエッセンスを確認していきます。

ためて打つ

特にドライブを打つ際には「ためをつくる」と言いますよね。
「ため」とはバックスイング時に「ラケットハンド側の股関節(こかんせつ)に体重をのせて下半身でふんばる」ことを意味します。

「ため」で踏んばった足で地面をけって体重移動、テイクバックの腰(体幹軸)のひねり、さらに遠心力を利用して打球します。

卓球は同時タスクです。
特に技術の習得途中の場合には、身体の複数部位の動きを意識して打球することになるので多球練習が効率的です。

卓球台に置かれたラケットとリストバンド
多球練習を取り入れて効率アップ

球への接し方

スマッシュとは異なり、ドライブの場合には点ではなく線でボールをとらえます。
「バシン」ではなく「シュー」というイメージでしょうか。

強い回転を与えるドライブにおいて、球の丸みにそってラバーでこする意識でスーッと前にラケットをふっていきましょう。

ラケットをふり抜く

私はインパクト時の「キュッ」とボールをするイメージが強すぎて、ラケットが途中で止まってしまっているそうです。
「スーッ」とラケットを振り抜きましょう!とインストラクターに指導されました。

しっかり最後までふり抜いていれば、おでこの前あたりまでラケットがきているはずです。

自分ではちゃんとラケットをふっているつもりでも意外とできていないことが多いです。

動画を撮って自分の動きを確認すると一目瞭然(いちもくりょうぜん)ですよ。我ながら本当にびっくりするので繰り返しチェックしていきたいです。

ヒジの動きは

トップ選手のドライブのフォームを確認してみると、ラケットハンドを振り切って胴体からヒジが離れていることがわかります。

まちがったアドバイスで「ワキやヒジを開かないように」と言われたことはありませんか?

安定して打つために腕が開き過ぎない方がいいと説明する人もいますが、ドライブを習得するにはひじの自由度(スペース)を広げる必要があるんです。

尚、下回転のボールを打球するドライブでは、やや下からスイングを始めます。この時、ひじをのばしてから折り曲げるスイング動作になるそうです。

まとめ

卓球のドライブができるようになるには5~10年かかるとも言われています。

幼少期から正しいトレーニングを受けていれば飲み込みも早いでしょうが、年齢を重ねるごとに技術の習得に必要な時間も増えていきます。

卓球の技術の到達度、人それぞれで吸収できる指導内容も変わってきます。
さらには卓球自体が今と昔では道具も変化していますし、動きや構え、技法なども変わっています。

個々のレベルや新旧のやり方によって、真逆のアドバイスを受けることもあります。
違うことを言われて悩んでしまうような時には信頼できる上級者の説明を優先すると良いかもしれません。

最終的にはアドバイスをうのみにせず、自分なりに考えて取り入れていきましょう。



[合わせて読みたい]
「腰をまわす 腰を使って 打つ」を理解する


基本の体幹 できるようになったばかりの人のアドバイスが有効


卓球ノートを使って 復習して技術の習得を目指そう


汗取りの神アイテム ヘッド(ヘア)バンドとリストバンド


時には手取り足取り すぐ横でインストラクターに指導してもらおう


卓球で言う「戻り」の意味合いとは