卓球においても、かん違いや思い込みで続けていること結構あります。なかなか自分では気づけないので、何が違うのか誰かに指摘してもらえたらラッキーです。
卓球スクールのインストラクターに指摘されたアドバイスが「目からウロコの…」とても重要なポイントだったので記しておきます。
基本中の基本事項で、多くの方々にとっては当たり前のことでアドバイスにはならないかもしれません。念のため。
卓球は覚えることが多過ぎて頭からこぼれ落ちてしまう注意点も多々あります。
自分でも記事を読み返して、繰り返し頭に刻み込んで、練習を重ねて身につけていくつもりです。
今回、指摘されて気付いたことは卓球の基本技術の大前提にかかわることなので一緒に確認していきましょう。
バックスイングのタイミング
私は今までレシーブの時に、相手の打った球が自コートでバウンドしたタイミングでテイクバックをとっていました。
バウンドしてからラケットを後ろに引いて打球していたのです。
「フォアハンドでラケットを後ろに引き始めるタイミングが遅い」とインストラクターに指摘されました。
卓球のバックスイングはボールがバウンドしてからではなく、「相手が打球してネットを越える前に引く」そうです。
私はフォアハンドのバックスイングを始めるタイミングが遅く、そのせいで打球点が後方になり打ち遅れてしまうと判明しました。
今後は相手のラケット面の向きにも注意することで判断も早くして、早いタイミングでテイクバックを取って、もっと前でボールをとらえて打球することを課題にします。
[良くない現状]
①バックスイングのタイミングが遅い
②球が体の横まで来てから打ってしまう
③振り遅れてオーバーしやすい
[改善点]
①早めにバックスイングを始める
②もっと前方で打球
③的確に打球コントロールする
卓球では自分のおへソは常に対戦相手の方に向けると聞きます。
現状の私では打球のタイミングが遅すぎて体が横を向いてしまっていました。
今後は自分の体がコートに対して、なるべく正面を向いているように意識していきたいです。
卓球では「戻り」が重要で、球を打ち終わったら素早く次の動作に移れる体制が必要なんですね。
バックハンドの構えの位置
私は卓球を始めた当初に「バックショートの構えはお腹の前」と教わり、本当にお腹のすぐ前にラケットを構えていました。
私は片面ペンで技量的にバックハンドを大きく振るレベルではありませんが、ラケットを当てるだけではなく、もっとボールに回転をかけたり、強く押したいとジレンマを抱えていました。
ずっとバックハンドで「もっとラケットを前に押したい」、「もっとラケットをひきたい」けど、うまくできないとモヤモヤしていました。
私はバックハンドでは「ツッツキ」か「当てること」しかできませんでした。
私のバックハンドは「ナックル」のボールが返るので、相手の人はやりにくそうにしていることが多かったです。
ここへきて、ようやく長年の悩みの原因がわかりました。
ペンのバックの構えにおいて、ラケット位置はお腹の前と言っても、すぐ前ではなくテイクバックをとれる距離をあける必要があったのです。
当時、石頭でバカ真面目の若かった私はお腹のど真ん前が定位置と思い込んでしまったのです。
[良くない現状]
①バックの構えでラケットとお腹が近すぎる
②テイクバックをとるスペースがない
③バックスイングができず当てるだけになってしまう
[改善点]
①ラケットが引けるスペースをあけてラケットを構える
②テイクバックを取ることで球を押したり、こすったりしやすくなる
③とっさにバックからフォアへ切替しやすくなる
「バックのショートでラケットを引くにはどうすれば良いですか?」
「バックスイングがとれずにゼロスタートになってしまいます」
うまくできない自分の疑問点をインストラクターにふかぼりして質問したところ、お手本の構えや言葉のやり取りをふまえて、ようやく問題点がわかりました。
年しみついてしまった構えを修正するには時間がかかるかもしれません。
それでもうまくいかない原因がわかったので、しっかり変えていきたいです。
問題点を洗い出すには
卓球の技術習得には覚えることが多過ぎです。
もし頭でやり方がわかったとしても、自分ではできているつもりでも実際にはできていなかったりします。
スマホで録画して確認
卓球のフォームや動作における問題点を見つけるには、練習や試合の様子を録画しておいて、見て確認するのがオススメです。
自分のやっていること、動きを客観的にチェックできます。
指導者に近くで見てもらう
これまで何人かの指導者にバックハンドを見てもらう機会はありましたが、お腹とラケットの距離が近すぎると指摘されることはなかったです。
インストラクターの指導を受ける機会があっても、自分のすぐそばで構えや動きのチェックをしてもらえることって、まずなかったです。
ほとんどの場合、指導者が卓球台の向こうにいて球を打ち合いながら教わる形式が多いです。
機会があれば、他者とラリーやゲームをしているところを見てもらって指導者に自分のプレイの修正ポイントやアドバイスをもらえたら理想的だと思いました。
まとめ
バックスイングに入るタイミングはいつ?
バックスイングがとれる適度な位置でラケットを構えているか?
卓球プレイの問題点をチェックする機会をつくっているか?
日々確認して、できることを増やして強くなっていきたいです。
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