卓球のススメ

初級者から中上級者に進むために

卓球で出てしまうクセを何とかしたい!解決策は

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卓球上達までの道のりは長いです。トップ選手にしても張本美和さんは現在14歳なので10年以上は卓球の練習をしているということですよね。

幼少期から卓球を始めて、プロの指導を受けて基礎が身についている人は強いです。

初めに身につけた感覚や技術というものは、しっかりと定着します。やり方が定着すると人は無意識でも動けるようになります。

ところが、この「無意識」が厄介なこともあるんです。
例えばテニス経験者が卓球を始めると、卓球がテニスの打ち方になってしまったりします。

どうしても卓球で軟式テニスのクセが出てしまうことを悩んでいる友人がいます。

シェークハンドの持ち方
卓球はグリップが選べる

私も変にかじって身についてしまった打ち方のクセで非常に困っています。

ただでさえ卓球の技術の習得には10年~かかるのに、無意識に出るクセのせいで遠回りしている気分です。

今回は強固になおらないクセの対処方について考えていきます。

異質ラバーによる打ち方

私の場合、高校生の時に卓球部に入り、初心者でスタートする際に顧問の先生に粒高(中ペン)を渡された経緯があります。

まともに卓球をするのが初めてで何もわからずに特に疑問も持たずに粒高ラバーを使いはじめてしまいました。

粒高ラバーでフォア打ちするって初心者には非常に難しいんです。ラバーの球持ちがしにくいので結果的に私は独特の打ち方になってしまいました。

高校の部活以来やっていなかった卓球を40代に入り、趣味で再開しました。

1枚ラバースポンジなしの粒高でフォア打ちするのは難易度が高いです。大人になって卓球を再び始めるにあたり、裏ラバーでやっていくことにしました。

私のように少しかじって変なクセがついていると、卓球の技術の習得に時間やトレーニングが余計に必要になってしまいます。
過去に身についた動きは無意識に出てくるものなので、自分のやりたいスイングができなかったりします。

ラケット面やスイング方向を意識してのぞんでも、いざ打球となるとクセが全開で出てしまいます。
無意識に反応してしまうので本当に厄介です。

正しい動き方が無意識にできるようになるのが理想です。

脳内でリセットとデータの上書きができない自分がもどかしいですが、練習を重ねていくしかありません。

ラケットやラバーを変える

大人になってから卓球を始めたけれども、学生時代に部活動でやっていた軟式テニスの打ち方になってしまうという知人がいます。

私と同じでフォア打ちの際にラケット面が上を向いてしまうという悩みです。

面をかぶせて打ちたいのに、いつの間にかラケット面が上向きになりオーバーミスしてしまいます。

ラケットの変更

元軟式テニス経験者の知人は、ラケットをシェークから中国式ペンホルダーに変える決心をしました。

大人になってから卓球に取り組んで10年以上ずっとシェークを使っていました。
グリップがまったく違うラケットに変更することはゼロとは言わなくても、練習のやり直しとなります。

卓球のペンホルダーの持ち方
ペンホルダーのグリップ


それでもテニスラケットとは異なる握り方をすることで、卓球でテニスのクセが出てしまうのを抑制するためにペンホルダーのラケットを使う道を選んだのです。

ラバーの変更

三つ子の魂100までもと言うように、最初に覚えたことは強烈に染み付いてしまうのでしょう。

私は裏ラバーで卓球がしたいのに、どうしても粒高の時のラケット面になってしまいます。
周りの人には「いっそのこと粒高ラバーにしたら?」と言われるのですが、私はあきらめずに裏ラバーで練習を続けます。

私のことはさておき、自分のクセや弱点を克服する手段の一つとしてラバーの種類を変えるという選択肢もあります。
裏、表、粒高、アンチ、粘着性など色々な特性のラバーを試してみてもいいかもしれません。

ラージボール卓球もある

軟式テニスしかり硬式テニス経験者は、卓球がテニスっぽくなりますよね。

コンパクトな卓球ではなく台から離れて、間合いや打球が大きくなっていますね。

ラージボール卓球の方が硬式卓球よりもテニスに近いイメージです。


[ラージボール卓球の詳細は]
何が違う? ラージボール卓球


ラージボール卓球は、硬式卓球よりも回転に左右されず、打球も間に合い、打ち方もテニスに似ています。

まとめ

スポーツにおいて「フォームの変更」、「クセの修正」は相当大変です。何もない状態から覚えるよりも、記憶した内容を変更上書きする方が難しいです。

元を上回る意識と練習量で克服するしかありません。

卓球ではラケットやラバーを変更してみるという手段があります。
ラージボール卓球という選択肢もあります。


つくづくナチュラルな状態からプロの指導を受けて上達していくのが理想のカタチだと考えます。


まだプロのレッスンを受けたことがない方は一度試してみてはいかがでしょうか。
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