ツッツキがうまくならない原因がようやくわかりました。私がたどり着いた答えは「足から動いて下半身を使える状態にしてから手を出して打球する」です。
私の間違いは「ツッツキで手と足を同時に出している」というのが主な問題点と判明しました。
卓球スクールのインストラクターによる指導内容と自分の試合時の動きなどを分析し、ネット検索していたところ「手と足は同時じゃない!!ツッツキの基本動作」というYouTube動画にたどり着きました。
自分が導き出した問題の答え合わせとなるような動画でした。
卓球の技術について気付きを得た時に、私がいつも思うのが「どうしてプロ(上級者)はそれを最初に言ってくれないんだろう?」という疑問です。
これは卓球の上級者(指導者)と初中級者(習得途上者)の間に存在するジレンマ(溝)ではないでしょうか。
卓球の技術と言っても種類も多く、説明すべき内容が多過ぎて、ピンポイントで言及しきれないのかもしれません。
「ツッツキ」ひとつにも足、股関節、下半身、手、動き、順番、使い方など習得することがたくさんあります。
技術の習得にあたり何がネックになっているのか?
次に技術的に頭では理解していても、動作を再現できないでいるという状況を打開していきましょう。
卓球が上手くなるためには、それぞれの技術について
①問題点に気付く
②正しいやり方を知る
③実現できるようになる
とりあえず正しいやり方を知ることが習得の第一歩となります。あとは練習あるのみです。
ツッツキも足からだった
前回の記事で「卓球の習得レベルが初級者から中級者に進んでいくにしたがって、『手でボールを追うのではなく下半身でボールをとらえる』ことに意識が働くようになります」とお伝えしました。
ツッツキの浅いボールで台の下に足を入れて返球する場合にも、まず足を動かして下半身の土台が整ってから手を動かして打球するというのが正解とわかりました。
![卓球台の様子](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/midoer/20240605/20240605212355.jpg)
重要なのはツッツキも「下半身(足)の次に手」の順に意識して打球することです。
私をはじめ、ありがちな間違いはツッツキで「手と足を同時に出す」ことです。
非常に参考になったYouTubeのリンクを載せておきます。
私がずっと知りたかったことが丁寧に解説されていました。目からウロコが落ちるようなテーマがチラホラあります。
【髙島塾】手と足は同時じゃない!!ツッツキの基本動作 - YouTube
ツッツキ習得の流れ
卓球経験が浅かった頃、私は相手の短くて良くきれた下回転サーブを返球できずにネットにかけていました。
自分では足を前に出しているつもりが、全然足は動いておらず手(腕)だけ一生懸命に前に伸ばしているありさまでした。
次の段階として、足を出せるようになったものの「手と足が同時に」出てツッツキをしているのがよくありませんでした。
ネット際の短い球のツッツキに対して、まるでバスケットボールの「ピボット」のようなイメージで利き足で踏み込んでいました。
ハーフロングの球をつっつく場合にも手と足をほぼ同時に動かしていたので、オーバーミスばかりしていました。
卓球インストラクターはよく「足、足、足を動かして」と言いますが、生徒側は「足を動かしたら次に下半身と連動して手を動かして」と言っているんだなと解釈した方が良さそうです。
下半身がメイン
今回、「手と足は同時じゃない!!ツッツキの基本動作」というYouTube動画から気付きを得たのは、やはり「足(下半身)でボールをとらえて手(ラケット)で送り出す」ということです。
主導権は足(下半身)であって、手はラケットを持っている不随(ふずい)するものというイメージです。
卓球の指導者の口から「球を打つには土台が大事」と言われたことはありませんか?
以前にそう言われた時に私はばくぜんと頭に力士が四股を踏む姿が思い浮かびました。
土台の意味としては股関節(腰)の使い方や態勢も含めて、下半身がメインで打球するということが次第にわかってきました。
手は最後
足→下半身→手の順に意識して打球することで、よりボールをコントロールできるようになります。
下半身(体幹)でボールをとらえて、最後に手(ラケット)で送り出すことでブレをおさえて安定するのです。
私は今まで手と足を同時に動かしていたために、ある意味ボールに衝突してオーバーミスを連発していました。
これからは移動→土台→打球を意識したいです。
脱力が大事なのに
私はボールを手で追っていたために手ばかりに意識が集まり結果、手に力が入り過ぎていました。
下半身(土台)をメインで打球することで、手に無駄な力が入らなくなるそうです。
かつ足の裏やヒザ、腰等でボールを受け止めて送り出すイメージで打球すると手の力がほど良く抜けるという解説を聞きました。
私はどうしても手、腕、肩に力が入り過ぎてしまうので「どうしたら脱力できるのか?」をずっと考えていました。
打球時に使うメインの身体を手ではなく下半身にすることが「手の脱力」の答えだったのです。
球に強く当たりすぎて打球しない
[オーバーミスを防ぐ方法]
▪移動してから打球
▪手と足を同時に出さない
▪下半身で球をとらえる
▪手は最後
まとめ
ツッツキがうまくいかない問題点を分析することで、ショートや他の打球にも通ずる理想的な身体の使い方を学ぶことができました。
ツッツキがうまくいかない原因で主なものを整理します。
×手だけだしている
×手が暴れている
×手と足を同時に出している
○打球位置に移動
○下半身で球をとらえる
○しなやかに打球する
ツッツキがうまくいっていないなら、自分がどうしているか確認してみましょう。
動画をとって見るのが一番わかりやすいです。
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