私はインストラクターに初めてグリップ(中指と親指の状態)について指摘・修正されました。
卓球において、ラケットのグリップは非常に重要な要素です。
シェークハンドラケットを使っている人もシンプルながら指の置き方や握り方について、一度確認しておきましょう。
サービスを出す時にはグリップがラリー時と変わるはずです。サービスの種類によっても指使いが変化するでしょう。
シェークハンドラケットよりもペンホルダーのラケットは握り方の自由度が高いので注意が必要です。
さらに日本式ペンホルダーよりも中国式ペンホルダーのグリップは個性が出やすいので、一度自分の指使いを確認しておくことをおすすめ致します。
私は卓球の個人レッスンを何度か受けたことがありますが、インストラクターにも個性があり、指導力もさまざまです。
習う側のレッスン生のレベルや求めている内容により、理想となるインストラクター像も変わってきます。
だいたいの基礎ができているなら卓球の技術力が高いインストラクターが向いているかもしれません。
これからもっと基礎を固めたいというなら卓球のハウツーを指導してくれるインストラクターが向いていると私は考えます。
医師のセカンドオピニオンではないですが、インストラクターによって見立てというかアドバイスの内容が同じとは限りません。
大きな意味では卓球のやり方、技術論というのは共通内容ではありますが、指導者も生徒も人間なのでお互いに相性と言うものもかかわってきます。
卓球上級者との出会いを大切に、さまざまなアドバイスを自分の中でそしゃくして吸収していければ成長につながっていくでしょう。
フォアハンド グリップ
私は中ペン、背面打ちはしない、右利き、裏ラバー使用しています。
独特なグリップで強さを発揮しているトップ選手も存在していますが、オーソドックスで使いやすいグリップとして指導されました。
[良い例]
中指を主体にして支える
薬指は中指にそえる程度
小指は浮いていてもよい

中心(柄)より下(右)に指を置かないように心掛ける→面が上を向きやすくなってしまうから
グリップを修正・一新して、しっかりラケット面をつくっていきたいです。
[悪い例]
中指、薬指、小指がそろって丸まっている状態だった
それでは不安定で面を作りづらい
中指、薬指、小指がそれぞれ離れてのびていてもダメ
バックショート グリップ
ペンホルダーでバックショートをする時にはグリップから親指を開放します。
そして親指はグリップよりもラケット面に添える状態が理想であるとインストラクターにアドバイスされました。

ただし現実的に親指をミズカキ(ラケット面)にそえるのが難しいなら、親指の位置は柄のラケット面寄りを意識するとのこと。
面は始めから下向きに出す。
上向きから下向きに面を途中で変えるのではなく、面を下向きにキープして打つ。ぶれぶれしない。
腕が曲がったままでお腹のごく近くで打球しているので、もっとスペースをつくる。
なおかつ腕を前に出して(のばして)打球すること。
現状はヒジがきゅうくつで当てているだけになっている。
前腕を前に出して打つことでより球をつかんでコントロールするように。
まとめ
勘違いしたまま間違ったやり方を続けていませんか?
卓球における身体(足、ヒザ、下半身、腰、肩、腕、指)の使い方、姿勢について再確認すると良いです。
私はグリップ(指の置き方)が正しくないまま、我流の卓球を何年もやっていました。
中ペンの場合はラケットの削り方からして正解というか、最終形にたどり着くには何十年もかかると聞きます。
50年以上試行錯誤している先輩にお会いしたことがあります。
つくづく卓球とは長い年月をかけて取り組む奥深いものだと痛感しました。
基礎を身につけるべく、基本に立ち返り、自分の間違いを修正しながら卓球の技術を習得していきたいです。
[黒リュックが多いから別の色がわかりやすいかも…靴が別に入るのもナイス!]
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