卓球は屋内スポーツで季節や天候の影響が少ないこと、コートのサイズが他のスポーツよりも小さいこと、球が当たってもケガをしないこと等の理由もあり、高齢になっても続けやすいです。
日本各地で卓球ができる公共の施設も多く、利用料も無料か数百円~と高くありません。
卓球は、施設や費用面でも身近で取り組みやすいスポーツと言えるのではないでしょうか。
運動の中でも「歩く」、「走る」のが場所も道具も選ばずシンプルですが、球技は楽しいので続けられるという側面があります。
卓球は適度に頭も身体も使って、安全に楽しく汗がかけるスポーツなのでオススメします。
ほとんどの人は体育の時間や温泉旅館などで卓球をやったことがあると思います。
でも卓球とのかかわりはそれ(数回程度)しかないという方に向けて、卓球の魅力を全力でお伝えしていきます。
卓球は年齢層が幅広い
卓球は子供から高齢者まで幅広い年代が取り組める競技です。
多様性のあるスポーツとして生涯にわたり楽しむことも可能です。
卓球を続けていると、自分と同じ年代だけではなく20~80代の方々とつながりができます。
人生の先輩方とコミュニケーションが取れるので、貴重なお話を聞ける機会もあります。
自分が先々そうぐうするかもしれないアクシデントの対応策など、暮らしの知恵をさずけてくれることがあるのでありがたいです。
若者 vs 高齢者
市民大会では小学生と70代の高齢者が対戦している試合を見かけることがあります。
市民大会と言っても、試合に参加する小学生は卓球スクールにガチで通っている子供が多いです。(木下アカデミー ジュニア等、プロの指導のもと練習量や取り組み方がすごいんだろうなと推察します)
卓球は、体力や腕力だけではなく、戦術やボールに回転をかける技術など、年齢をこえて勝敗を競うことができるスポーツなんです。
卓球台におさまるように返球するには、意外と繊細なボールコントロールが必要となります。
力任せに打ってもボールは卓球台からはみ出てオーバーしてしまいます。
卓球経験が長い人は、ラケットに当てて入ったらラッキーという打球ではなく、ちゃんとラバーでボールをコントロールして狙ったところに返球しています。
高齢になって、足の動きが多少おとろえてきたとしても長年の経験を活かし判断力や技術力でカバーすることで、若者相手でも試合に勝つこともできるんです。
親子も孫もペアで出場
卓球は個人戦の他に、団体戦、ペアマッチ、ミックスダブルスというように、グループや二人組で出場する試合があります。
ペアマッチの大会であれば、二人組で出場して「ダブルス・シングルス・シングルス」という流れで試合が進行します。
私は娘と親子二人組でペアマッチに参加して、非常にエキサイティングな時間を過ごして楽しい思い出を作ることができました。
私の知人は、孫とおじいちゃんでエントリーして卓球大会ペアマッチに出場しました。
はたから見ていてとてもしあわせそうな光景でした。
ミックスダブルスの大会は、男女ペアで出場します。
男女混合の競技はバドミントンやテニスにもありますが、年齢や性別差の影響を受けにくいところにも卓球の魅力があります。
例え試合に出なくても、家族や友人たちと年代をこえて取り組めるのが卓球の良いところです。
始めやすくて楽しい
とにかく卓球は多くの観点から始めやすいですし、何と言ってもやってて楽しいです。
地区センターやスポーツセンター等の公共施設では卓球台を無料開放しているところがあります。ラケットやボールの貸し出しをおこなっているところもあります。
身近で気軽に運動を楽しめるのが卓球の良いところです。
道具が高額ではない
卓球は初期費用も継続費用も、スポーツ全体で見て比較的費用が低めだと考えます。
道具をそろえる場合「ラケット ラバー ボール シューズ」を用意すればOKです。
▪ラケットとラバー 各数千円程度
▪卓球シューズ 数千円~
▪ピンポン球 300円程度
テニスやバドミントンのようにガッドをはり替える必要がなく、卓球のラバーは数ヶ月使えます。(トップ選手は数日~数週間でラバーを交換します)
初級者や使用頻度が少ないなら、半年~一年程度そのまま同じラバーを使い続ける人もいます。
まとめ
始めるのも続けるのもメリットもりだくさんの卓球を生涯スポーツとしてオススメします。
もしも卓球の楽しさや奥深さにふれ、本気でやりたいと思ったら卓球スクールで基本を身につけると良いでしょう。
正しい方法でスタートすることが上達の近道だからです。
趣味で楽しくできればいいからお金を払ってまでプロに習う必要はないと考える人もいるでしょう。その考えもありです。
ただし将来的に試合に出て勝ちたいと思うなら、我流ではなく基本をおさえてから取り組むことを推奨します。
どんなスタイルを選んでも、とにかく卓球は楽しいです。
卓球を通して、人と出会ったり、コミュニケーションを通して、知り合い、仲間、友人ができます。
趣味、生きがい、コミュニティがほしい、運動したい、気分転換したい…理由は何でもOK、「卓球」を試してみてはいかがでしょうか。
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